2歳からダービーが終わるまでの2-3歳重賞において、前走1着しているにも関わらず鞍上が乗り替わっている馬が気になっていました。
勝っているにも関わらず乗り替わる理由として以下の理由が考えられます。
1、別会場で乗る馬がいる
2、今回騎乗する別の馬がいる
3、陣営の鞍上強化もしくは弱化(依頼非成立)
当然他にもあると思いますがこんなところでしょう。
乗り替わりは競馬ファンの心理としてよいものではありません。
前走勝ってるジョッキーに乗ってもらうのがベストな気もします。
では実際の数字はどうなのでしょうか。
2017年函館2歳から2018年フローラSまでのデータを作成してみました。
転載元:ゆーすけ@競馬写真さん
(URL:https://twitter.com/yusukeKeiba?lang=ja)
集計期間2017年函館2歳S~2018フローラSまで
前走1着していたで今回乗り替わりの馬
該当馬:83頭
着回数:【5-11-5-62】
連対率:19% 複勝率:25%
該当馬全頭でみると特に意識するような数字ではありません。
前走ルメールで1着していた馬
着回数【1-2-1-3】
連対率:42% 複勝率:57%
高い連対率と複勝率を達成しています。
ルメールから回ってきた前走勝ち馬は優秀な馬が多いことも考えられますが、複勝圏内に入った4頭の乗り替わりがデムーロ・バルジュー・戸崎と鞍上レベル維持であったことも高い数値になった理由ではないでしょうか。
前走Mデムーロで1着していた馬
着回数【0-1-0-8】
連対率:11% 複勝率:11%
ルメールとは対照的に数字が悪いです。力のない馬を勝たせているのか、それとも鞍上弱化なのか。
ルメールと違って鞍上強化とは言い難く、裕一鞍上維持のムーアが騎乗した際は2着しています。
前走戸崎で1着していた馬
着回数【1-1-0-5】
連対率:28% 複勝率:28%
なんとも言えない数値ですが注目したいのは平均人気。
平均人気は8.7倍と人気薄傾向があります。
回収率が示しているように人気薄でもチャンスがありそう。
短期免許の外人騎手への乗り替わりが熱い!
まず見てもらいたいのが日本人ジョッキーへの乗り替わり成績
着回数【3-8-4-56】
連対率:15% 複勝率:21%
複勝回収率が84%なので穴の1頭にはなりますが、連対率・複勝率とも残念な数字です。
一方短期免許の外人ジョッキーへの乗り替わりはめちゃくちゃ熱いんです。
着回数【2-3-0-2】
連対率:71% 複勝率:71%
爆発的な数字です。
この条件で10回複勝馬券を買えば7回的中して132%の払戻を受けることができます。
やはり外人ジョッキーはうまいのでしょう。
また昇級戦で短期免許のジョッキーへの乗り替わりは厩舎が勝負してきていると読むことも出来そうです
まとめ
・前走ルメールで勝った馬は乗り替わりのジョッキーが弱化していなければ買い
・前走Mデムーロで勝った馬は基本見
・前走勝ち馬で日本人への乗り替わりは大幅割引
・前走勝ち馬で短期免許の騎手への乗り替わりは勝負!ぜんぶいったれ!
と、まぁ2・3歳重賞の前走勝ち馬で乗り替わりの馬が気になってたんでちょっと調べてみました。
独自調べである点と集計期間が約1年程度ということをご理解いただいて、参考にしていただけたらと思います。
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